こんにちは、株式会社エナジー代表の立花真由美です。
私は大阪市福島区にて、セレクトショップ「aloha」をはじめ、複数の店舗を運営しています。
今回ご紹介する本は、前回に引き続き「3年後のあなたを変える働き方―仕事を "任される人”になりなさい!」です。
著者は日立グループで最初の女性役員となった富永 由加里さん。
様々な働き方や考え方が出てきているダイバーシティの時代、どんなことを大切にして仕事に打ち込めばいいのでしょうか。
本書には、ダイバーシティ時代でも活躍できる人材になれるヒントが詰まっています。
今回は上記のことを踏まえた上で「私が好きだと思った」もしくは「共感した」富永さんの言葉を中心にご紹介します。
「ありがとう」の言葉は、自分の仕事のバロメーターになる
富永さんは、ダイバーシティ関係の講演会などでよく質問を受けると言います。
色々な質問をされる中でも、特に多い内容は「仕事をしてきてうれしいと思った体験」についてです。
この質問に富永さんは「頑張って良かった」と思える瞬間を、関わった方々から感謝の言葉やフィードバックをいただく時と答えるそうです。
私も、関わった方々から感謝の言葉や感想をいただく時にとても幸せだと感じます。
また経営者にとって「ありがとう」という言葉が自分の仕事の質を測るものだと思うのです。
どれだけお客様や身近な方々に感謝していただけたか。
それが喜びであり、モチベーションであり、土壇場で自分を強くしてくれるものであると感じます。
信頼は、誰にでもできる【聞く】から始まる
人間関係において大切なものは、コミュニケーション。
このことはよく聞きますよね。
皆さんは、コミュニケーションとは具体的にどういうものだと思いますか?
どういうことに気を付ければ、周囲の人たちと良い関係を築けるのでしょうか。
富永さんは本書で
様々な立場の人たちと、より良い関係を作って、信頼し合うために必要なのは、聞き上手になることです。
と書いています。
私もコミュニケーションで大事なことは聞き上手になることだと思います。
また、富永さんが実践していることで私自身がやっている内容がありました。
それは以下のことです。
どんなに自分にとって興味が湧かない話を相手がしてきたとしても、まずは黙って聞くこと。 相手がどんどん話したくなるように、仕向けていくことです。
まずは、相手の言葉を真剣に聞くことが大切です。
興味のないこと、自分が知らないことなら質問をすればいいのです。
そうして相手を知ることが、相手と信頼関係を築く第一歩となるのだと思います。
ダイバーシティ時代も、これまでも大事なことは変わらない
前回に続き、富永 由加里さんの書籍をご紹介しました。
今回のブログを通じて伝えたかったのは、ダイバーシティ時代であろうとなかろうと大事な根源は一緒だということです。
もちろん、時代の変化に合わせて成長することが大切です。
けれど、人として、仕事をする上で大切な事柄はどんな時代でも変わらないと思っています。
経営者として、alohaをはじめとした店舗スタッフや取引先の方々と関わることが多くあります。
〇お客様やお取引先の方々から感謝される仕事をする
〇相手と向き合い、真剣に話を聞くというコミュニケーションを大切にする
上記2つについては、会社のミッションや目標と同様に日々伝えていきます。
ダイバーシティ時代となっても変わることのない、人としてビジネスとして大切なことをスタッフと共有することで長くお客様に愛される会社になります。