株式会社エナジー 立花真由美の読書日記【大阪のセレクトショップ『aloha』オーナー】

株式会社エナジー代表の立花真由美です。セレクトショップ【aloha】、不動産事業、飲食店などを大阪梅田・福島で展開。このブログでは著名な経営者の著書を中心に紹介していきます。

自分を成長させるには?理想とする人を1人に決め、徹底的に真似ること

こんにちは、株式会社エナジー代表の立花真由美です。
私は大阪市福島区で「地域の人々の理想の暮らしを応援する」をコンセプトにした美容と健康のセレクトショップaloha(アロハ)を経営しています。

30代のときに少しでも自分や家族の生活を豊かにしたいとの思いから、専業主婦から経営者を志し始めました。

経営の勉強をしていくなかで1冊の本に出会いました。
それは『いい女は「紳士」とつきあう:中谷彰宏著』という本です。
自分を成長させるには、どんな人とつき合うかがとても大切。
そんな「つき合う人」の大事さ、そしてその人とつき合い、自分を成長させるための61の習慣について書かれた本です。

今回はこの61の習慣のなかから私が共感した「ベースとなる先生を1人持とう」という習慣について取り上げます。

理想とする人を徹底的に真似ることが成長に繋がる

男女が一緒にいる

自分を成長させるには「ベースとなる先生」の考え方や習慣を徹底的に真似ることが大事です。ここでいう、「ベースとなる先生」とは自分が理想とする人のことです。

徹底的に真似るとは理想の人のすべてを真似ること。
私は理想の人のすべてを徹底的に真似して成長し、事業を立ち上げてきました。
とはいえ私も「最初はこんなことは真似しなくていいよね」とか「プライベートのことだから真似する必要はないよね」と思っていました。

しかし、経営の勉強をしていく途中でそこが意外に大事だと気づいたんです。
なぜ、大事なのか。一部分だけ真似ていた時はなかなか、上手くいかなかったことが、その人のすべてを真似するようになってから、やっていることが上手くいくようになっていったからです。

そこからはその人をプライベートも含め徹底的に真似するようにしました。
するとその人の考え方や行動の意味が次第にわかり、いつの間にか自分が成長していました。

 

理想とする人を1人に決める

スーツ姿男性の後ろ姿

私はこの本を読んで理想とする人を1人に決めることについてそれはそうだな!と共感しました。
私は幼少期から憧れの人の影響を受けてきて、憧れの人を決めることの大事さを感じていたからです。

複数の人から学んでも、知識ややり方は学べます。
しかし、その知識ややり方をどう活かすか、活かすときの前提や考え方、価値観の方が大事です。また、それらを習慣レベルで身につけるには、実践している人と長い時間一緒にいることが一番効果があるんです。
そして、考え方はつまみ食いではなく、信念を持って貫いている人を徹底的に真似ていく、これが、理想とする人を1人に決める最も重要なポイントです。

私は自分を成長させるために理想とする人と一緒にいるようにしました。
最初はその価値もよくはわかっていませんでした。なぜなら、一緒にいても何を話したら良いのか、何をしたら良いのかよくわからなかったからです。
それでも一緒にいました。そうすると、些細な行動からでも自分との考え方の違いを感じ取れるようになり、今に至ります。

 

自分を成長させるためには

成長する

私は理想とする人の考え方や習慣を徹底的に真似してきました。
だからこそ今、aloha(アロハ)をはじめとする複数の店舗や事業を黒字経営することができています。

自分を成長させようと頑張っている人はたくさんいると思います。
そんな人のなかにはなかなかうまくいかなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

もしそうだとしたら、まずは自分が成長するために理想とする人を1人に決めてみましょう。そして、その人とできるだけ一緒にいて、考え方や習慣を徹底的に真似するところからやってみてください。
そうすれば、きっとそこには成長や変化が見えてきますよ。








自分を成長させ続けることが成功の鍵|稲盛和夫さん【アメーバ経営】

こんにちは、株式会社エナジー代表の立花真由美です。

私は大阪市福島区にて「地域の人々の理想の暮らしを応援する」がコンセプトのセレクトショップ「aloha(アロハ) ~fine & natural~ うめきた店」をはじめ、複数の店舗を経営しています。

 

経営を始めて十数年、ありがたいことに売り上げが伸び続けています。

事業が順調な理由は何だろうと考えた時、稲盛和夫さんの著書「アメーバ経営 ひとりひとりの社員が主役」(以下:アメーバ経営)を思い出しました。

 

今回はこれまでの私の経験に沿って稲盛和夫さんの「アメーバ経営」をご紹介します。

 

かつて無理だと諦めた「アメーバ経営

ビジネスについて思い悩む男女(株式会社エナジー代表の立花真由美の読書ブログ)

稲盛和夫さんは、経営者として一人の人間として尊敬している方です。

創業した京セラを世界的企業に成長させ、第二電電(現KDDI)を設立、破綻の淵にあったJALの再建という偉業を成し遂げた、まさに経営の神様という呼び名にぴったりな辣腕(らつわん)っぷりはもちろんのこと、奥様のことを大切にする愛妻家なところ、常に努力し続ける謙虚な姿勢など、学ぶべき点を挙げたらキリがありません。

 

ただ今回紹介する「アメーバ経営」を初めて読んだときに思ったこと。

それは「理屈は理解できるが自分にはできない」でした。

 

アメーバ経営」とは、大きな集団を小集団に分け、それぞれにリーダーを立てて共同経営のような形で会社を経営すること。

つまり、共に働く人に裁量権を与えて仕事を任せるということです。

 

今でこそどんな個性も活躍の場所次第だと思っています。

けれど、自分と同じ基準で仕事ができない人に否定的だった当時の私は「人に裁量権を与えて仕事を任せるなんて不可能だ」と思っていました。



信じて任せることでリーダーが育った

社内にどんどんとリーダーが誕生していくイメージ画像(株式会社エナジー代表の立花真由美の読書ブログ)

当時も自分なりに真剣に人と向き合っていたという自負はあります。

しかし今振り返ると、無意識のうちに自分と同じ基準で仕事することを押し付けるなど、人との関わり方において、未熟な点が多々あったとも思います。

 

その結果、優秀な人ほど私の考えや態度を敏感に感じ取り離れていきました。

人とのご縁や関係を大切に思っていた私としては、世界が崩れたかのように感じたのを覚えています。

 

このことが自分の考え方を見直すきっかけとなりました。

そして十数年前の私は、自分を客観的に見ることも、共に働く人の可能性を信じることもできずにいたと気づいたのです。

 

そこから私は自分という人間を見つめ直すようになりました。

 

今、自分が変わることで未来はより実り多いものになるはず。

その思いから自分を変化させ続けてきました。

 

共に働く人に考えや行動を押し付けるのではなく、自由にチャレンジできる土壌をつくることが私の役目。

万が一、失敗した場合は自分が責任をとるという前提のもと人に任せることにしました。

すると「アメーバ経営」でいうところのリーダーが育ち始めたのです。

 

成長した先にアメーバ経営ができるように

多種多様な個性を持つ仕事仲間を見つめているイメージ画像(株式会社エナジー代表の立花真由美の読書ブログ)

アメーバ経営」で稲盛和夫さんは下記のように書いています。

「企業経営に心血を注いで五十余年ー。

人間のあり方、リーダーのあり方、経営のあり方を学び、

アメーバ経営を創り出すことができました」

「経営の神様」と呼ばれる稲盛さんでも生み出すには50年以上の年月がかかったアメーバ経営

人として経営者として未熟な点の多々あった過去の私は、理屈は理解できてもアメーバ経営をすることはできませんでした。

けれど、様々な壁にぶつかりながらも、必死に仕事に打ち込み続けたことで私なりのアメーバ経営の形ができ上がってきました。

 

価値観や志でつながった多種多様な個性を持つ共に働く人たち。

彼らが自由に仕事をしたり、自分を磨き続けたりするには失敗を恐れず挑戦できる場が必要だったのです。

そして、一緒に仕事する人たちに裁量権を与え、のびのびと働ける場を整えるのが私の仕事だと気づいたのです。

 

人が離れる経験、自分と向き合う時間。

そして必死に自分を変化させた悪戦苦闘の日々。

そのすべてが私を成長させてくれました。

 

今は共に仕事をする人たちが成長し、大いに挑戦できる土壌をつくることが私の喜びです。

 

経営者が考える、どんな環境にあっても悩まずに生きる方法とは【後編】

こんにちは、株式会社エナジー代表の立花真由美です。

 

私は大阪市福島区にて、セレクトショップ「aloha」やエステサロン「Lilyus」をはじめ、複数の店舗を経営しています。

また別の事業として不動産仲介業を行うなど、お客様の暮らしを多方面からサポートしています。


中でもalohaは「地域の人々の理想の暮らしを応援する」をコンセプトに日々変化するお客様のニーズに答える商品を提供しています。

一方で充実した理想の暮らしには「自分で選択できること」も重要な要素の1つだと考えています。

 

例えば、働く時間や場所、一緒に仕事をする仲間などを自分の意思で選べたら「通勤がしんどい」や「職場の人間関係が苦痛」などの悩みが減るのではないでしょうか。

 

中でも、特に人間関係に悩んでいる人は多いように思います。
ストレスは、心と体の健康に影響を与えることも少なくありません。

 

今回もデール・カーネギー氏の著書「道は開ける」の内容を紹介しつつ、悩みと健康のつながりにポイントを絞って紹介していきます。

 

悩みと健康の関係とは

ストレスは健康やメンタルと大きく関係するイメージ画像(株式会社エナジー代表の立花真由美の読書ブログ)

多くの人が一度は耳にしたことがあるであろう「病は気から」という言葉。

 

「道は開ける」にも

疲労がしばしば悩みを引き起こす、少なくとも悩みに感染しやすくさせるからだ。

疲労の予防は、悩みの予防に通じるのである。

と書かれています。

 

メンタルと体調が密接に関係していることが分かる言葉ですね。

 

悩みと疲労を抱えないためには、適度な休憩が大切です。
ここでいう疲労とは精神的疲労を指しています。

 

肉体の疲れは十分な睡眠や休息で回復する場合が多いです。
しかし精神的な疲労は、休んだら必ず回復するというものではありません。

 

精神的な疲労の原因となるのは、悩みや緊張、感情の混乱だと本書に書かれています。
また人は困難な仕事に取り掛かるには、集中したり努力したりすることが必要だと思い込んでいるそうです。

集中するために全身に力を込め、顔をしかめて仕事に向き合うことは、エネルギーを過剰に浪費し、精神的疲労につながります。

デール・カーネギー氏いわく、仕事をしながら休息する方法を会得すれば精神的に疲れるまで集中しすぎないで済むそうです。

 

次章では、簡単に取り入れられるリラックス方法を具体的に紹介していきます。

 

おすすめのリラックス方法!休息を習慣化しよう

疲れた女性が休息しているイメージ画像(株式会社エナジー代表の立花真由美の読書ブログ)

休息のポイントは「目にある」とデール・カーネギー氏は言っています。

 

例えば、休息を取る際、瞳を閉じて「緊張をほぐして休息しろ」と目に1分間かけて命じるそうです。
意識して緊張をほぐすことにより、次第に体も命令に従い休息する態勢になるのだとか。

 

確かに集中して仕事や作業をしていると眼精疲労を感じることが多々あります。
そのため、意識して目を中心に筋肉の緊張をほぐすことがリラックスすることにつながるというのは分かる気がしますね。

 

さらにデール・カーネギー氏は4つの日常的な休息の仕方を本書で示してくれています。

 

1.体から力を抜く習慣を身につける
イメージは首元をつまみ上げられた猫。
体中の力を抜き、だらりとする時間をつくりましょう。

 

2.仕事する際も自分にとって楽な体勢を見つける

体の緊張は精神的な疲労につながります。
社内で失礼にならない程度の楽な体勢を見つけましょう。

 

3.1日に5回程度、余計な力を体が入っていないかチェック

習慣化するのは繰り返し意識することが大切です。
ただ無意識に力んでいることもあるため、自覚するのは難しいなと感じる人も多いでしょう。
そのため、意図して力を抜く時間を作りましょう。
時間を決めることで、習慣化しやすくなると思います。

 

4.一日の終わりに自身が疲労していないかを確認する

大切なのは疲れているかではなく、どれだけ疲れていないかです。
自分が疲れていないかは、イライラしていないか、精神的に余裕があるか判断しましょう。

 

本書には、疲れていたりする日は仕事の質も量も効率が上がらないと書いています。

できない日にスポットを当てるのではなく、自身のパフォーマンスが良い日に目を向けた方がメンタル的にも良いかもしれませんね。

 

疲れを体に溜めない習慣を身につけ、悩みや疲労から解放される

疲れをためない習慣をみにつけることで心身ともに健康になるイメージ画像(株式会社エナジー代表の立花真由美の読書ブログ)

株式会社エナジーが運営する店舗では、お客様を癒やす商品やサービスがあります。

例えば、alohaでは心を和ませてくれるアロマ。エステサロンLilyusでは、心と体を癒やすエステで多くのお客様の心と体を安らぎに導いています。

疲労が蓄積した体を万全な状態に戻すには時間や手間、お金がかかる場合が多いため、悩みも疲れも溜まる前に解きほぐす習慣を身につけましょう。

 

私自身もalohaやLilyusのサービスを受けつつ、疲れを溜めない工夫を習慣化させ、仕事もプライベートも大いに楽しみながら打ち込みます。

そして、お客様の幸せにつながる商品やサービスを提供し続けます。