こんにちは、株式会社エナジー代表の立花真由美です。
私は大阪市福島区にて、セレクトショップ「aloha」をはじめ、複数の店舗を運営しています。
今回のブログではデールカーネギーさんの著書「道は開ける」についてお話しします。
本書には悩みやストレスの対策といった生きていく上で必要なことが詰まっています。
生活環境や人間関係など、生きている限り何かしらの悩みを抱えている人がほとんどでしょう。
今回は、そもそも悩みを抱え込まないための方法や、悩みの解決方法についてお話しします。
一日ずつ切り取り、その日を全力で生きる
悩みや不安の根本は、過去の失敗体験を引きずっていたり、まだ起こっていない悪い未来を想像したりしているからです。
どれだけ頭に浮かべても過去は変えられませんし、起こっていない未来を想像してもしょうがありません。
これらを不安に感じて行動できなくなるのはもったいない話です。
そのような事態を防ぐために、本書で書かれているのは「その日を全力で生きること」です。
過去にも未来にも捕らわれず、今日一日を切り取り全力で行動することが悩みを軽減させることにつながります。
私自身も、過去のことがふいに頭をよぎることがあります。
過去は変えられずとも、未来は変えられるのです。
未来を変える方法、それは今日という日を全力で生きること。
今日という日を全力で生きることが出来ない人は、人生や自分の努力を軽視してしまっているように思います。
それでは、自分や自分の未来を変えることは難しいのではないでしょうか。
これからを変えるためには、現在の行動がすべてです。
未来を幸せなものにすると決めて、目の前のことに懸命に取り組みましょう。
デールカーネギー氏の提唱する3つの方法で悩みを解消!?
前章では、悩みを抱え込まない方法についてお話ししました。
しかし、すでに悩みを抱えているという方もいるでしょう。
そんな方は、デールカーネギー氏が提唱する3つの方法を試してみてください。
一、「起こり得る最悪の事態とは何か」と自問すること。
二、やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること。
三、それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力すること。
起こりうる最悪の事態は「明日、隕石が落ちてきたら…」というような荒唐無稽なものではありません。
例えば「会社が倒産する」「銀行からの融資を打ち切られる」などの、もしかしたら自分の身に起こるかも…というようなものです。
次に上記のような事態に見舞われる覚悟についてです。
最悪の事態なのですから、想像するのも憂鬱でしょう。
「受け入れるなんて絶対に嫌!全力で打破するために行動し続ける!」と正直思います笑
それでも自分自身の中で「最悪の事態になっても受け入れよう。大丈夫。経営者以外の道だってあるさ」と想像することは重要だと感じました。
何故なら、受け入れるという行為は、ある意味で「今に対する執着を無くすこと」だと思うからです。
執着を絶つことで悩みから少し解放され、気持ちが落ち着いていきます。
最後に、最悪の事態を好転させる努力についてです。
最悪の事態を受け入れ、気持ちを落ち着かせた状態で解決策を考えると、見落としていたことに気づくこともあります。
見落としていたことに気付けるようになるのは、最悪の事態を受け入れたことで感情を切り離して、問題解決に集中することができるからだと思います。
私はこの3つの方法を知り、日本を代表する経営者である稲盛和夫さんの「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」という言葉を思い出しました。
最悪の事態を冷静に想定し、そのような事態にならないように準備をする…。
そのうえで、私も稲盛さんの言葉のとおり楽しく楽観的に自分ならできると信じて行動し続けます。
まとめ
今回はデールカーネギーさんの著書「道は開ける」についてお話ししました。
悩みは生きる上で、切っても切れない存在です。
上手く付き合うことで、または可能な限り軽減するように努めることで、人生に訪れるチャンスを自分のものにできるかもしれません。
本書は経営者の方だけでなく、様々な方にぜひ読んでいただきたい1冊です。
環境や状況にとらわれることなく、自分の未来がより良くなる道を自分の力で切り開く。
それが出来る人が幸せを早い段階で勝ち取れるのかもしれません。
私も株式会社エナジーの代表として、スタッフとお客様を幸せにするために自分の力で道を開いていきます。