こんにちは、立花真由美です。
私は大阪市福島区にて、オーガニック商品を扱うセレクトショップ「aloha(アロハ) ~fine & natural」のほか、IT事業や飲食事業を経営しています。
世の中にも様々な事業がありますが、中でも日々めざましい進歩を遂げているのはIT業界。
経営者として、ネットビジネスは気になる内容と言えます。
しかし、そもそもネットビジネスとは何なのか。
どういう仕組みのビジネスなのか。
ぼんやりと分かっていても、実際に言語化しようとすると悩んでしまう方はいませんか?
そこで今回は、尾原和啓さんの書籍『ネットビジネス進化論 何が「成功」をもたらすのか』を参考に、ネットビジネスの仕組みについて書こうと思います。
ネット業界の今とインターネット自体について知りましょう
インターネットは、人の生活と密接な関係にあります。
以前は、分からない言葉があると辞書を引いていました。
しかし今では検索をすれば、すぐに答えが見つかります。
個人ではなく法人に目を向けると、認知度を高めるためにInstagramやTwitter、Facebookを使っている企業が数多くあります。
そういった企業にとってインターネットは単に便利なだけではなく、企業戦略として重要なものであると言えるでしょう。
そのくらい、今の我々の生活には欠かせない存在なのです。
次にインターネットがどういうものかについて、著書内での言葉を使いながらご紹介します。
著者の尾原さんは本書でインターネットの本質について以下にように話しています。
「インターネットの大事な本質の一つは、情報や物を小分けにして、離れていたものをつなげることです」
この言葉は、情報や物が流れる道を作ることで、新たなビジネスが生まれるということを示唆しています。
本の中では口紅が例に挙げられていました。
最後まで使い切らず、口に触れた部分だけを切り取ってメルカリで売ってみると、いつもは使わないような色にチャレンジする人やコスプレの活用する人など色々な可能性が広がります。
これが「情報や物を小分けにして、離れていたものをつなげること」なのです。
「タイミング」がネットビジネスの肝!
私たちの周りには様々なビジネスがあります。
その中で勝ち残っていくには何が必要なのでしょうか。
この問いに尾原さんはタイミングだと本書で答えています。
ネットビジネスの原理をどれだけ深く理解しても、タイミングを間違えてしまうと、ビジネスでは勝てないということです。
逆に原理をわかったうえで、タイミングよくアクセルを踏むことができれば、成功の確率がグッと上がるのです。
この文章を読むと尾原さんの言う、アクセルの踏みどころがいつなのか気になりますよね。
本書では「VR」を例に挙げて解説していました。
一般消費者向けVRデバイスが相次いで発売された2016年から数年、ようやく普及期に入ったと言われています。
今となってはVRを知る人も多くなりましたが、発売当時は認知度が高いとは言えない状況でした。
商品やサービスがいくら良くても、ターゲットとしているユーザーに浸透していなくては売上は見込めません。
ここでいう浸透度には、認知だけでなくサービスを利用できるインフラ環境が整っているかも含まれます。
例えば、PCゲームを売ろうとしてもPCを持っている人が少なければ、ビジネスは成り立たないということです。
ユーザーが育っている時期を見極め、適切なタイミングでアクセルを踏むこと。
それがネットビジネスを成功させるために重要なことです。
最後に
変化の激しいIT業界。
今後も学び続けることが求められることでしょう。
しかし変化の早さについていくことばかりに必死になってはいけません。
目の前のことばかりではなく、将来どうなりたいのか、どういう仕事をしたいのかなど何を見て仕事していくかが大切だと思います。
そのためには自分やビジネスの現状を冷静に見極めることが大切です。
そして、自分を磨くことも怠ってはいけません。
ネットビジネスもですが、ビジネスにおいてタイミングは命とも言えます。
いきなりやってくるチャンスを掴むためにも、自己研磨をし続けましょう。
私自身も、自分を磨くことを生涯継続します。
経営者として生きることは、日々目まぐるしく変わる状況に素早く適切に対応しなくてはいけません。
当然、やるべきことも多くあります。
焦ることなく、着実に仲間と一歩一歩着実に進んでいこうと本書で学ぶことが出来ました。
参考にしたサイト