こんにちは、立花真由美です。
私は大阪の梅田、福島でセレクトショップ『aloha』などを経営している株式会社エナジーを経営しています。
事業を営む経験が長くなるほど尊敬の思いが強くなっていくのが松下幸之助さん。
過去にも何回か本ブログでも松下さんの著書を紹介しています。
tachibanamayumi-books1.hatenablog.com
誰もが一度は聞いたことがあるであろう稀代の経営者、松下幸之助さん。
今回は経営者として、人として魅力あふれる松下さんの講話をまとめた『人生と仕事について知っておいてほしいこと』をご紹介します。
努力を積み重ね大業を成す松下さんの魅力
経営手腕はもちろん、温かみのある人柄から目標とする経営者が多い松下さん。
私自身、経営者としての立花真由美のみならず、個人としても松下さんの思想に大きく影響を受けています。
本書いわく、人を魅了してやまない松下さんが大切にしていたこと、また考え方があるそうです。
今回はその中から私が具体的に行動してきたことを3つ紹介します。
【1つ目】
1日を振り返り、自分は良くやったなと思うことができるかどうかを自身に問うこと。
これは私自身もこだわっていることの1つです。
今日という日の成果、行ったことにこだわることが未来を作るのだと思うからです。
これが人事を尽くし日々後悔のないように生きることにつながっていくのではないでしょうか。
【2つ目】
知識を蓄えるばかりではなく、しっかりと頭に身につけたことを実践しているか。
インプットとアウトプットはワンセットで行うからこそ、力が身につくというのは確かにその通りだと思います。
例えば、事業を行うための本は世の中に多くあります。
それを読むだけでは豊かになることも、経験を積むことも出来ません。
いざ実践するとなると予想もできない出来事や壁にぶつかり知識だけでは太刀打ちできないこともあるでしょう。
だからこそ、実践することで本当の意味での知恵や経験を積み、稼ぐことが出来るのです。
【3つ目】
愛される、人間的に魅力のある人になること。
冒頭にも書かせていただきましたが、松下さんは魅力にあふれ、多くの人に愛される経営者です。
私が思う松下さんの魅力は、社会貢献にも熱心で人に惜しみなく与えるところ。
本書もそうですが、松下さん自身の経験や体験を多くの方に伝えてくださっています。
私はこれまで周囲の経営者の方々にたくさんのものを与えていただきてきました。
恩送りをするためにも周囲のために何ができるかを追求、そして行動に移し続けようと決めています。
ビジネスパーソンは愛されることが責務
ある経営者が「ビジネスパーソンに最も重要な責務はなにか」と質問しました。
松下さんの返答は「みんなに愛されること」。
愛されているから「この人から買おう」と人は思います。
まさに松下さんは「愛される経営者は応援される」を体現したような人ですよね。
どれだけ時代が変わっても、技術が進歩しても、それを扱う人間が最も大切である。
松下さんの言葉や人生に触れるたびに、誰よりも自分が自分に「よくやった」と言える仕事を、そして人生を続けようと思うのです。
最後に
本書『人生と仕事について知っておいてほしいこと』は人生観、仕事観についての松下幸之助さんの講話録。
愛される企業、経営者とは何かについて自身を振り返ることができた一冊です。
経営者はもちろん、働くすべての人に読んでほしいと思います。