株式会社エナジー 立花真由美の読書日記【大阪のセレクトショップ『aloha』オーナー】

株式会社エナジー代表の立花真由美です。セレクトショップ【aloha】、不動産事業、飲食店などを大阪梅田・福島で展開。このブログでは著名な経営者の著書を中心に紹介していきます。

これからの時代を生き抜くために「自分」という商品が価値を持つ場所を探そう!

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こんにちは、立花真由美です。

今回は前回の記事に引き続き、瀧本哲史さんの「僕は君たちに武器を配りたい」の内容を紹介します。

 

前回の記事

tachibanamayumi-books1.hatenablog.com

 

代わりがいる人材(コモディティな人材)は生き残れないため、「価値を提供できる人になること」が重要と前回は学びました。
今回は「価値を提供できる人」について深堀りしてみましょう。

 

目次

 

「価値」は既に存在しているものを組み合わせると生まれる

「価値あるもの」と聞くと「誰も思いつかない新しいもの」と思う方々もいるかもしれません。
しかし瀧本さんは「既に存在するものをを組み合わせると新たな価値が生まれる」と述べています。

 

この本ではユニクロを例として紹介しています。
ユニクロの服自体は特徴が無い、いわば「コモディティ」な製品です。

 

しかしユニクロは「シンプル=洗練」というイメージ戦略の元に広報活動を行いました。
その結果、ユニクロの服を着ていることは都会的、オシャレと感じる方が増えたのです。

 

ユニクロがやっていることはアパレルと広告であり、いたって普通です。
しかし服のデザインとイメージ戦略をうまく組み合わせることで新たな価値を生み出したのです。

 

「自分」という商品が価値を持つ場所を探しに行こう!

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(無料画像サイトunsplashの写真)

 

「自分」という商品を扱うときも「価値を作る」という考えを適用できます。
つまり自分を必要としている場所を探して売り込みに行くのです。
そのためには常に情報収集や様々な業界の人との人脈形成が欠かせません。

 

瀧本さんは「自分の頭で考えない人はカモにされる」と述べています。
自分の能力を活かせる場所を探す人と、何も動かず周りの人の言いなりになっている人では将来の結果は大きく異なることでしょう。

 

私も新たに事業を起こすときに、様々なスキルを持った方々の力を借りてきました。
ありがたいことに無償で手助けしてくれた方々もたくさんいます。

 

このような自分の能力を積極的に差し出してくれた方々は今、年収を大きくアップさせています。
自分という商品が必要とされる場所を探し、自ら関わりに行くような人なので収入も上がったのでしょう。

 

今回は瀧本哲史さんの「僕は君たちに武器を配りたい」を題材に、価値を提供できる人物について考えました。
私はこの本から、価値を生み出すために自分の頭で考え、動き続けることが大事だと改めて学びました。

 

この本には価値を生み出した具体例も多数書かれています。
ぜひ一度読んでみてください。

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