こんにちは、立花真由美です。
この一年、家にいる時間が長くなりましたね。
家でもできる新しい趣味ができた方々も多いのではないでしょうか。
さて、家で楽しめる趣味の一つとしてゲームがあります。
昨年は、任天堂のスイッチがずっと品切れだったことも話題となりました。
今日はそんな任天堂の元社長、岩田聡さんの考え方をまとめた本について紹介します。
WiiやニンテンドーDSを発売して「ゲームを遊ぶ人自体」を増やした岩田さん
10年くらい前までは「ゲームは若い男性がやるもの」というイメージがありませんでしたか?
しかし今では年齢、性別を問わず多くの人がゲームを楽しんでいます。
このような流れができたのは岩田さんのおかげと言われています。
岩田さんは任天堂の社長時代にWiiやニンテンドーDSなどを発売、コントローラーを振ったり、画面をタッチすることで遊べるゲームを発売しました。
当時はまさに「ゲームをやるのは若い男性」というイメージが強かったようです。
そんな状況に危機感を持った岩田さんは「どんなゲームなら色んな人が楽しめるのだろう」と考え、Wiiなどの新しいゲーム機を生み出しました。
現状に満足せずに「市場自体を広げるにはどうしたらいいのか」と考えた岩田さんの考え方は多くの人にとって学びになるのではないでしょうか。
今の状況に満足せずに市場を広げたことがWiiのヒットに繋がった!
(無料画像サイトunsplashの写真)
任天堂の技術力ならば、当時の業界の流れに乗ったゲームを作ることもできたはず。
なぜ岩田さんは新しい道に踏み出したのでしょうか。
岩田さんは本の中で現状維持ではゲーム業界自体が縮小していく、市場自体を広げないといけないという認識を持っていたと話します。
いまのまま進めば、どんどん力だけの戦いになっていって、ついていけるお客さんの数もどんどん少なくなっていく。だから、そっちじゃない道に舵を切るということだけは、もう、はっきりとしていたんです。
この考え方はゲーム業界以外にも通じると思います。
より多くのお客さんに喜ばれるにはどうしたらいいのか、それを考えることが重要だという学びになりました。
今回は岩田さんの考え方の一部を紹介しました。
次回も引き続き、この本の中で印象に残った部分を紹介します。